2009年9月26日土曜日

秋彼岸明







今日も秋晴れ、まだ陽射しは暑い。日陰を求めながらの散歩にて白洲次郎・正子氏の武相荘へ。 庭のもみじはまだあおいものの 柿は食べごろの様子。 裏へ続く林はどんぐりころころ。 秋の展示は十一月末まで。 

2009年9月24日木曜日

秋分の頃




秋彼岸の上州は、黄金に色付いた稲穂とこんにゃく畑の薄もえぎ、それに蕎麦の白い花。 畑はパッチワークのように並びやわらかな秋色みせている。 沼田ではリンゴが旬。 今は「あかぎ」の最盛期で 甘味と酸味が程よいこの土地だけの品種だそう。 リンゴ園ではどんなにがんばっても、やはりいちどきに食べるのは3個半が限界…でした。 稲刈り中の田んぼは老神温泉にて。




2009年9月16日水曜日

9月の花嫁




















ローマでの数日、何組かの新郎新婦に遭遇。 コロッセオをバックに写真を撮るカップル、父親と教会へ向かう花嫁、そしてスペイン広場では、各地から集まった人々から惜しみない祝福を送られる二人。 遺跡の街にウェディングドレスがとても映えていた。


ローマの休日




















遺跡の中に街があるローマ。 古の建造物や彫刻などその数の多さは、 遥か遠い時を蜃気楼のように浮かび上がらせる。 コロッセオの規模は圧巻。 そして現代へ。石畳の道路を行き交う車。とにかく運転が卓越…ワイルド。 バイクの多さは意外なほどで、スーツを着たビジネスマンも通勤に使う。
古代から水が豊富な街、9月上旬はまだ暑いほどの日もあったのに、水はどこでも冷たく心地よかった。

パンテオン



















すべての神々の…という意味を持つ神殿パンテオン。 ク-ポラの頂上、直径9メートルの天窓が開き、そこから中に太陽の光が取り込まれる。同時に雨も。そのため床には水を流す穴があちらこちら。 
完全な形で残された石造りの建物はあまりに巨大で、1900年前の人々が手がけたと思うと、やはりため息。 ラファエロの墓がここにおかれる。






サン・ピエトロ大聖堂














                                                       
                                                                                            




                                                            
奥行きは200メートル以上の荘厳な聖堂は、建築家ブラマンテに始まり、ラファエロ~ミケランジェロに至るまで、幾人かの手により設計される。 「ピエタ」像はミケランジェロ25歳の作。 ク-ポラまで300段ほどの階段をらせん状に上ると、そこからはサン・ピエトロ広場、そしてローマの街が広がる。









2009年9月15日火曜日

バチカンミュージアム












ラオコーン・ラファエロの間・大燭台のギャラリーにて。 あまりに広い館内、そして作品の数々は一日で観きれない。

 





いにしへの浴場










カラカラ帝によって作られた巨大な浴場。212~217年築。3つの異なる温度の浴槽、更衣室やトレーニングの部屋…床のモザイクが一部残り、オリエンタルな色調に古代をしのばせる。 壁も大理石やモザイクで覆われ、彫刻もあちこちにあり、新たに水道も引かれたという。当時にこんな施設があったなんて…驚き。




噴水の街






















街のいたるところ噴水があり、ナボーナ広場では四大河、ムーア人の噴水。 モストラという華麗な装飾がほどこされたものが街中あちこち。 トレヴィの泉では、海神ネプチューンを背に再訪を願うコインを投げ入れる。 そしてジェラートで一息。








2009年9月1日火曜日

二百十日





                                                             
台風一過の朝。 たわわに実をつけたしし唐はお隣の菜園にて。 自由収穫OKにいつも感謝。小指の先ほどの花を一輪、まだ残している。