2012年1月24日火曜日

水沢あつくかたし頃
















夕べから降り積もった牡丹雪。路行く足音が明け方からカリカリと高く響き、凍った路面はでこぼこ。樹々には氷と光の粒が揺れてあふれる。 和え物に散らばる白い粒は麹。先週の料理のお造りの一つは甘えびで、身の赤と卵の青、それに麹の白。 和洋問わず毎日のように使いたくなる塩麹は隠し味としても秀逸で…たぶんこの時期万能のまろみ塩味。そして、おかゆに合わせてしばし発酵を待てば甘−いお酒。麹の白は目にも指先にも柔らかい。

 

2012年1月5日木曜日

迎春















新年明けて第一号にあらわれたのはコゲラ、脇目もせずに幹をつつく。そして今日はゴジュウカラ。やはり何かを無心に啄んでいて、春近しの感じ。 龍パンは動物パンの生地で思いつく。龍はそこらへん、葉の裏や木の幹にちょっと隠れているものでもなくて…それで鎌倉・建長寺の雲龍図をモデルにしてみる。焼きあがれば、びっくりするほど似つかないものになったけれど。年神様にも笑ってほしいなーという願い込めて…健やかな一年でありますように。