今朝の花や実たち。ハーブ類が可愛らしく咲き、ちぎった葉の香りは今ごろの風にとても合う。クレマチスとバラは次々咲き替わり、北側はすこし前まで満開のクレマチスの赤紫から、アイスバーグと白い小ぶりなクレマチスへ。 ピンクのバラの隣ではジューンベリーが次第に色づく。ヒヨドリは熟した実を定めて悠々と啄み、それはもう目の前であ…という間。イエローベリーも大好き、ベリー類の艶やかな色はやはり鳥のためねと納得。葡萄の実の堅さ青さは好まない様子。
昨日広尾のYYZギャラリーで会ったガンダーラの仏頭の数々は魅力的で、石や砂土色の遥か遠くに往事のカラフル想う。金色や瑠璃、翡翠。今朝は陽に光るジューンベリーにふと腕輪や冠に埋め込まれたルビー思い浮かべる。ギャラリーには蓮の花の写真数々。絵画のような写真はことさら不思議、惹き付けられた。供えられていたというその蓮の花に人の想いあり、ガンダーラの頃からの絶えない流れがそこにうつる。蓮の写真がまた色々にきれいと思った。