今年の夏休み、ドイツ/ミュンヘンにて。
2014年9月14日日曜日
シンデレラ城
7月は上海に移動してちょうど一年目。一息に色々なことをやり過ごした感じはあるものの、未知はまだいっぱい…とりあえず8月のお休みはドイツ/ミュンヘン〜オーストリア/ザルツブルグへ。
上海からミュンヘンまではダイレクトで10時間ほど。フランクフルトでの乗り換えは幾度かしたけれど、ドイツの街を実際に歩くのは初めて。ミュンヘンから列車で2時間ほどのFussenは、ディズニーのシンデレラ城のモデルがある可愛らしい街。駅からバスで10分ほどでお城の麓に着く。坂道を昇る途中ではスコールに見舞われ、しばし雨宿りも。ロマンチック街道のしっとりした風景と匂いは、昔歩いた山間にも似て懐かしい感じがした。
2014年3月20日木曜日
菜虫蝶と化すころ
週末は蘇州の街を歩く。上海虹橋駅から新幹線で2駅、約一時間ほどととても近い。虹橋駅は空港の並びにあり、外観は空港とほぼ同じ規模に見える。こちらに来て以来、行き来する人や車の多数に時折圧倒されるけれど、敷地建物の広さにもいつも目を見張らされる。大きいことはいいことだ−って、そう歌っていたチョコレートをまた思い出し、国の大きさ遠さや広さいろいろ想像したら、やはりちょっとくらくらする。
水郷の街のノスタルジックなイメージはとくに歌から抱いたものだけれど、今はここも一大観光地の様子。特区の水際には小商店が並び、春の陽に人々が散策を楽しむ。地下鉄は2線、わかりやすく便利で車両はとくにまだ新しかった。街中には世界遺産の建造物が思う以上に数多く、ピンポイントで行くのはやはりタクシーかな…が、休日は先客万来のようで、なかなか空車が路上でつかまらない。ちょうど人力車が通りかかったので、行き先を告げる。暢気のんびりはこの小春日和にぴったりの情緒、案の定の言い値は思わず笑ってしまったれど。交渉?でなんとか値段を収める。
あちこちに木蓮が満開の頃で、甘い香りが漂っていた。庭園内、静かな白の柔らかさに季節の移りを感じホ…と気も緩む。ピンク色木蓮の下には女の子がやってきてポーズ。春色の甘い愛らしさが漂っていた。
2014年1月7日火曜日
初日の出
元旦に望んだ日の出は万里の長城から。 北京市内のホテルを5時すぎに出発、バスで一時間ほどで万里の長城入り口に到着。暗闇をライトアップの光をたよりに登っていく。やはり風はとても冷たくて、全身をすっぽり着込んで歩く。白々開け始めた空は晴天で、大気のコンディションが思いがけずとても良い日。山並みから顔を出した太陽に合掌、清々しい日の出だった。
周囲を見渡せば、龍の背のようにどこまでも続く長城。敦煌からここまでも、こうして続いていることの果てしなさにあらためてクラリ。先人のアイディアに圧倒され、人ってすごいことを成すものだなぁとまた思う。
弦楽演奏はホテルのロビーにて。古楽器の独特な音色はなんとも魅力的で、いつか音を出してみたいと思う。 今年どうぞ健やかでステキな一年でありますように。
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