2012年3月31日土曜日

鶯神楽のころ
















3月の終わりは曇り空。雨しぶき散る強風注意報の様相、新芽に過酷な日。満開近い鶯神楽が気がかりで、枝を少し切りとる。一昨年のたより無さげな細い挿し木も大きな幹になり、花の今頃あらためて感嘆。 うぐいすの名は花を眺めても思い浮かばないけれど、岩戸神楽という言われにうなずく。 飛龍頭の煮切りは先週のお料理にて。擦った生身におからも加わり、ほんのりとした甘み、うかいのお店のものより美味しい…そう思う。以前、破裂してうまくできなかったのはやはり温度のせい。油の中は急がず落ち着いてが肝要…今更に納得。汁物の甘鯛はお餅を包んで焼いたもの、白く紅くふわり華やぐ。


2012年3月20日火曜日

春分の頃





















ここ数日、陽射しもだいぶ明るく春めく。 一昨日は弦楽四重奏を終えてほ…と。緊張の中の楽しさ、そんな感覚おぼえる。 今日は庭梅もほぼ満開で、犬四手の枝には淡い色の蕾み満載。 朝からじょうよまんじゅうを作る。お供えにはやはり小豆餡かしらと思いながらも、今回は白餡。大福豆は2日近く浸してみたら、炊くのも練るのもだいぶ楽だった。桜色は白餡に赤梅酢を少々加えたもの。 大和芋は十分にすったつもりでも、粉の加減のせいか毎回皮の出来上がりが少しづつ違ってしまう。あと…数十回試し続ければ、きっと納得うまくいって喜んでもらえるかな…いつも眺めてみてはそう思う。

お味噌の日その3

















今年3度目のお味噌作りは約2週間前、雛祭りの翌日。 お味噌作りはたぶんベテラン、師匠のような方が作る日だったので慣れたもの。とても手早くきれいに仕上がり、来年開けるのがまた楽しみ。気温はまだかなり低い日でしたが、夕方の陽はどこか港町にいるような感じ。窓からの風景も少しづつ春めいた表情に変わっていく。