先週末の奈良にて。奈良町中心部より少し東端に足をのばす。若草山に続く山を背にした静かな佇まいの通りに、作家や画家はじめ大正以来の赴きある家々が並ぶ。その先には新薬師寺。外観内観、シンプルさがきれいなお寺。天井のない本堂内は木の枠がすっきり並び支え、経年による色彩の退化が、色を抑えたモダンなギャラリーのよう。十二神将があまりに有名なので、実物に対面したら、ああ、あなたね…と懐かしい感じも。薬師如来は目が大きくて、横に傾げた右手…ちょっと愛嬌もあり、そんなお顔に似る方が思い浮かんだ。
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