元旦に望んだ日の出は万里の長城から。 北京市内のホテルを5時すぎに出発、バスで一時間ほどで万里の長城入り口に到着。暗闇をライトアップの光をたよりに登っていく。やはり風はとても冷たくて、全身をすっぽり着込んで歩く。白々開け始めた空は晴天で、大気のコンディションが思いがけずとても良い日。山並みから顔を出した太陽に合掌、清々しい日の出だった。
周囲を見渡せば、龍の背のようにどこまでも続く長城。敦煌からここまでも、こうして続いていることの果てしなさにあらためてクラリ。先人のアイディアに圧倒され、人ってすごいことを成すものだなぁとまた思う。
弦楽演奏はホテルのロビーにて。古楽器の独特な音色はなんとも魅力的で、いつか音を出してみたいと思う。 今年どうぞ健やかでステキな一年でありますように。