2011年7月23日土曜日

大暑の頃













台風一過の涼しさに今日もほっと。目覚めのぼーぅとしたままにいきなり大きくセミの声でびっくり。すぐ先の枝にみつけた、初鳴き。ブラックベリーはぽつぽつ熟し始めこちらも初採り、4粒。もう少し木にとどめ置く方が良さそうでも、鳥より早く採らなけりゃ。それで…マンゴーとの対比は酸っぱさ特に際立った。

2011年7月15日金曜日

木漏れ日


















今ごろは、強い陽射しが庭の草木を映し、家の中に影絵が揺らぐ。そういえば去年も、その前も。こんな風に壁に映し出されていたのを想いだし、あれは夏の暑い時期なのねとあらためて気がつく。 犬四手の木を見上げれば、クモの巣が陽にプリズムのように光り、地面には木漏れ日がまあるく映る。水玉の図柄は刻々と変化しあちこちに移動…一つも同じときがなくておもしろい。


2011年7月11日月曜日

梅雨明け













葡萄の実が大きくなり、ちょっと不揃いの感じもマスカット色がなんだかうれしい。今朝はとりあえず袋をかぶせてみる。病気や雨水よけに必要で、甘みも増すとか。 昨日は庭木の移動に土を掘り起こし、セミのさなぎたちには申し訳ないこと…じき埋め戻す。 同時に木の根元でみつけた光るもの…葉脈だけになった葉っぱ。 麻の織物の様な手触りでしっかり、レースのようにきれい。



2011年6月30日木曜日

ブルーベリーの頃















ブルーベリーの実がだいぶ熟し順々にカラフル、バレッタのよう。赤紫蘇は今日の梅仕事。葉をとり洗い、えびらに広げしばし乾かす。空模様があやしげになり取り込めば、ほどなく雨つぶ、のち雷…ひさしぶりのすごい轟音。雨後の夜風は少し涼しくてほ…っとする。 紫蘇は塩でしぼり灰汁抜きし、白梅酢で発色させて梅漬けに加え、残りはクエン酸で煮出して紫蘇ジュースに。


 

2011年6月19日日曜日

夏至近し





















梅仕事の一日目。一昨日届いた10キロの梅も半日で塩漬けがようやく完了。ほんわり黄熟した甘い香りの中、一粒づつ相手にゆるやかにも集中…この感じがなんとも好きな時期。今年は瓶を初めて使う。 1世紀の時間経た懐かしい瓶で、ここには少し濃いめの塩分にし長期保存をためしてみる。青梅は酢と味噌につけ込み用、そして梅酒。 ラズベリーも今が食べ頃。鳥とわけあうくらいの頻度の収穫で、朝の酸っぱさに目もさえる。                                          
   

2011年6月11日土曜日

入梅















少し朝寝は静かな雨模様。 ヒメシャラの白が鮮やかで、咲いては間もなく花を落とし玄関先に次々散らばる。 雨に打たれすぎないうちにカモミールを切り取り吊るし、クレマチスは フェンスに伸びる蔓ごと切り取る。それから、アンセル・アダムスのクレマチスもこれはもしかしたら白ではなくてピンクやブルーだったかしら…とふと思う。                                                      

2011年6月9日木曜日

ブラックベリーの花


















ブラックベリーが花をつけ始める。淡いピンクの花弁は儚気で、緑の中見まごいそう。ハチがホバリングしながら順繰りに、花から花へめぐっていた。薔薇はそろそろ終盤の様子、今朝は吹雪のように花弁も散り広がった。



2011年6月4日土曜日

ジューンベリーの頃





















朝一番に収穫のジューンベリー、そのままフルーツサラダに分ける。ウッドデッキでは久しぶりにグラスホッパー発見。デュランタの枝から今にもジャンプの身構えで、コバルトグリーンが眩しかった。そして、飛ぶ虫ってあとにごさず…すっきりすっかり部屋片し、グラスホッパーのように今日飛んで行った。虫ノ日?…good luck! 



2011年6月1日水曜日

麦秋至る

















昨日は久しぶりのお天気で、ジューンベリーの実が紅くにぎやか。蔓バラものびのびと花広がる。今日から空はまたぐずつき気味とか、少し肌寒い。大きめのバラは少し早めにカット。濡れ散る花弁を葉にのこさないためで、病気予防になるそう。雨…なるべく柔らかく降りますように。




2011年5月26日木曜日

紅花栄うころ




















昨日の庭にて。葡萄の花はまだほんの小さいドットの固まりで、葉の中に見まごいそう。それでも鳥はめざとくみつけ、まもなく啄んでしまうでしょ…対策あれこれめぐらす。クレマチスは青みがかる紫が華やかで、ジャスミンはあちこち蔓をのばしウェディングブーケのよう。切り花にしたのは昨年挿し木にしたグルース・アン・アーヒュン。今が旬のきれいに咲いてくれた。今夜はあいにくの雨模様とか…花たち皆くったりしそう。




2011年5月22日日曜日

蚕起きて桑を食うころ
































一昨日のバラガーデン。 隠れガーデンとはいうものの、世田谷線の駅を背にまっすぐ歩けば、ほどなくふっさりした葉の緑が空中庭園のように目をひく。アンティーク系の色合いがなんとも柔らかく、夜は静寂に香りがより深くなるそう。まだ虫は少ないということですが。今年もヒデコさんの丹精に感嘆…庭の中で彼女がバラにもみえてきた。

「あおい」は蕾の色が濃く並び、観音様の姿想い出す。開花すれば青みがかったきれいな赤で、切り花にしてもらった。「アイスバーグ」は印象的な無垢の白。淡いピーチカラーは「グルース・アン・アーヒュン」。どちらも去年いただいた枝をここに持ち帰り、挿し木に。そしてこの週末続けて花開きましたーありがとう。

2011年5月17日火曜日

満月














昨日の古美術・長野(六本木)にて。昨年100周年を迎えたお店の新店舗ギャラリーでは、フランス・シトー光の聖堂展・初日。今回とても観たかった一枚、SILVACANE…丸窓から入る光は月のよう。小さなドームはどこまでも続くトンネルのようにも見え、目をこらしてみるたび新しいラインや凹み発見。童話のような不思議な空間だった。そして今宵。激しい雨のあと、満月に群雲広がる。  

2011年5月10日火曜日

Traveller's Joy
































一昨日の庭にて。旬のクレマチスは紫色もさまざま。年々少しずつ種類増え、だから名前がうろ覚えになっているものも。花びら8枚はいつもちょっとヒトデを想いだす。花びら4枚はモンタナの白、そして南十字星。花言葉にはtraveller's joyも。