今月、双子星流星群の空は新月で、時間を見計らい宮が瀬へ。4時間あまりに流星300ほど、一時間に100個近い割合で観る。エスキモーの様に着込んでシートに座り空をあおいだ。星が次々流れ、ファンタジアの演奏をみるよう。時折、大きくゆっくり落ちるように流れる星があり、ざわつくような心持ちにさせられる。昔の人々、シベリアからも熱帯雨林のシンガポールからも、そしてヒマラヤのシェルパの人々も、こうして流星眺めたかしらん…遠さが急に近くなった。 アンドロメダ銀河といつか衝突して、混沌として…数十万年後らしいけれど。天の川銀河の太陽系地球に住む今この時間は、点にもならないほどの一瞬と思った。あまりに果てしなくて儚くて…星の空はやはり不思議。
2012年12月27日木曜日
鹿角おつるころ
今月、双子星流星群の空は新月で、時間を見計らい宮が瀬へ。4時間あまりに流星300ほど、一時間に100個近い割合で観る。エスキモーの様に着込んでシートに座り空をあおいだ。星が次々流れ、ファンタジアの演奏をみるよう。時折、大きくゆっくり落ちるように流れる星があり、ざわつくような心持ちにさせられる。昔の人々、シベリアからも熱帯雨林のシンガポールからも、そしてヒマラヤのシェルパの人々も、こうして流星眺めたかしらん…遠さが急に近くなった。 アンドロメダ銀河といつか衝突して、混沌として…数十万年後らしいけれど。天の川銀河の太陽系地球に住む今この時間は、点にもならないほどの一瞬と思った。あまりに果てしなくて儚くて…星の空はやはり不思議。
2012年12月20日木曜日
2012年12月5日水曜日
2012年11月29日木曜日
北風木の葉を払うころ
今夜はきれいな月夜…半影月食とおしえてもらいあらためて空をあおぐ。月をもう一度よく眺めれば、上のほうがすこしグレーを帯びたような感じ。月明かりの庭も心なしかいつもより蒼白い風で、それもきれい。大気は日毎冷たくなってきて、庭の紅葉もさまざま。黄色の犬四手にヒメシャラの橙。ジューンベリーの赤い葉はじきにほとんど落ちる。楽しませてくれた秋バラもそろそろ咲ききりそう。みんな本格的冬支度。
2012年11月20日火曜日
吊るし柿のころ
和歌山から柿が届き、急ぎ吊るし柿にする。昨年よりも少しお行儀よく並び吊るす事ができた感じ。白菜は収穫したてをいただき、ちぎってサラダにして食べたらほんとうに甘みがあり美味しかった。今日は残りを天日干し、漬け物用に。空気が乾いてくるこれからは、実でも皮でも色々なものを天日干しできていいなと思う。
先週、獅子座流星群のころ宮が瀬で夜空をあおげば、流れ星一瞬。いくつか目にする。校長先生はやはりいらしていて、双眼鏡を貸してくださる。オリオンの星雲もとても良く見えた。そして一昨日は道志温泉のもみじと夜空。山間は日が落ちれば大気がしんしんと冷え、空は黒く濃くて、星の光が目のようですい寄せられそう。よだかの星を想いだした。
2012年11月10日土曜日
立冬の頃
バッハやヘンデルのバロック音楽の存在感は、人の持つ自然なリズムにたぶん通じているのに気ついて、やはりほ…とする。苦手な思いから、いつのまにかそのバランスや秩序に誠実感じられ、それは心身への信頼感のような気もする。先日のバッハ無伴奏組曲は短調を選んだけれど、いつか全体をつかみあらためて感じたいと思った。
2012年10月27日土曜日
2012年10月20日土曜日
秋土用のころ
今ごろの夜空…30秒の露出×10枚をコンポジットしてみれば、ここからでも星の軌道がだいぶ明るくクリアにみえる。オリオンの三つ星がとくにくっきり。地球の動き、時の流れがこうすると確かに現れてみえ、当たり前のことなのだけれどやはり不思議な感じ。
昨日は宮が瀬ダム辺り空を観に行くも、思惑違いに雲が広がりちょっと残念。 天の川は、この夏にダム近くで写したもので、このとき赤道儀を初めて自分でも使ってみる。赤道儀のことも、コンポジットのことも説明をもらうのだけれどまだ理解はあやふや…それでも、星の空をみれば何千何億という時間の流れに対面し、ロマンチックというよりもダイナミック。 砂の数と星の数、どちらが多いか…ダム周辺の道路管理する方に昨夜もそう問われる。365日の門番さんたち。暗がりでの会話は時々とぼけた感じで、どこか狐につままれたような気もして可笑しい。 たぶん次に行ったときも同じ質問をされるのだと思う。その度思いをめぐらせて、星の空もまたつきることがない。
2012年10月12日金曜日
キャラメルのころ
玄関先の秋色は、チョコレートコスモスとキャラメルヒューケラ。暖かいものも恋しくなるような今ごろ、その名前もカラーもそばにいてくれるとうれしい感じ。
2012年9月24日月曜日
ウィーンの夜
Jhohann Strauss-wohnung
地下鉄1号線でウィーン北駅の近く、ドナウ運河の北側にはシュトラウスが住んだアパートメント。今も使われていて、建物入り口には各戸への呼び出しベルが並び、共用の階段下にはベビーカーなどが置かれ、普通に生活感。美しく青きドナウ・はここで作曲されたそう。オルガンはキーの上にそれぞれボタンが並び、その左右端に取り付けられた折り畳み式ろうそく立てがなんともかわいらしくて、ほの暗い、柔らかい光の中で鍵盤を弾く様子が目に浮かんだ。 STADTPARK の静かな初秋の空気を歩くと、ブルックナーの胸像、そして公園中心に建つのはシュトラウスの金色の像。奏でているのはワルツ…たぶんきっと。
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