今年夏休みのオーストリア/ザルツブルグにて。ミュンヘンからは高速鉄道であっという間。ザルツブルグ音楽祭やモーツァルト生誕の街という華やかなイメージがあるけれど、とてもこじんまりした地方都市の感じ。街の背後の丘にそびえる中世の古城、ホーエンザルツブルグ要塞から、穏やかな広がりをみせて街がほぼ一望できる。中世の面影静かに残すただずまいで、少し懐かしさ覚えるような美しい風景。それでも、モーツァルトがこのサイズの地に留まるだけでは足りなかったということも、わかる気がした。
訪れたのはザルツブルグ音楽祭のまっただ中。初日夜はHAUS FUR MOZARTでのチケットを購入でき、とてもラッキー。Christian Gerhaherのバリトンとピアノを聴く。そして2日目、3日目はチェロとピアノの協奏曲。今回も思いがけない音楽の旅行に胸がいっぱい。ウィーンでのフィガロハウス、そしてザルツブルグでは生誕の家と、モーツァルトの地にこうしてまた立てたこと…少し前までは想いもしなかった。
ホテルザッハはこちらが老舗?なのかしらん、ザッハトルテもザルツブルグが本家本元とか。ウィーンでの味がよみがえり、なんとも甘い幸せふたたび。そして、今ごろからはコーヒーとチョコレートケーキがひとしお恋しい季節。上海音楽学院ホールでの演奏会も終えて、ようやくホ…との今週。フルーツケーキに杏ジャムをはさみ、ダークチョコレートをコーティングして、トルテ楽しみたい初冬の頃。
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