カレル城を目指した日は、地図にまだ練れていなくて、トラムで降りる場所を少し間違えたようす。そのままモルドウ沿いを歩く。途中に、ネオ・ルネッサンス風の大きな建物。眺めていたら、スマートな若者に呼び止められ、コンサートチケットを勧められる。ここがドボルザーク・ホールのあるルドルフィヌム。チェコ・フィルの本拠地だった。ドレスコードを確認してからチケットを購入。この日はルクセンブルク・フィルによるドボルザークのシンフォニーNo9 ・そしてシベリウスのバイオリンとオーケストラのコンサート。夜、再び訪れた時には赤絨毯の階段になっていた。内装も美しくて、ドボルザーク・ホールで聴く新世界は特別だった。
チェコはビールが美味しい国…そう聞いてもあまりピンとこなかったけれど…普段はさほど美味しいものと思わなかったビールが、ここのPivo(ビール)は本当に美味しいと思った。苦味が強いのにさわやかなコクのあるこの感じは何故?と思いながら、ピルスナー・ウルケルを毎食時、そしてチェコで最古というピヴィニッツエでは、黒ビールを飲む。ここでも、黒ビールってこんなに美味しいものなのね−とびっくり。Pivoのファンになった。
プラハの最後の夜、ホテルに戻れば窓からはモルドウ対岸に花火の眺め。長い間打ち上げられていた。
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