2013年2月28日木曜日

草木萌動くころ




















 クリスマスローズの白がようやく開花、地面のパープル系はあともう一息。まだ冷え込む日はあるけれど、陽射しが明るさを増している。煎り大豆から立ち上る香ばしさにも春めき感じる。ころころ煎るうち油がにじみ、行儀よく並びだしてじき六角形ができてくる。三寒四温のこのころは、季節も人も変化のころで、慌ただしいような懐かしいような切ないような独特の感じ。今月は弦楽が一つできあがって、ベリーもあと少しで2曲目の完成。Ms.Irisからもたくさんのこといただいた。いつでもどこでも虹そのまま、夢のような色でいてほしい。



2013年2月4日月曜日

立春のころ



























 夏越えをしたシクラメンたちがようやく開花を始める。ぎりぎりまで蓄えていたような、たくさんの蕾み。好きな色味にまた会えて嬉しい。遅熟に思えたけれど、これは本来の生育スピードなのかも。アジアンタムは、比して今ごろの成長とは思えないような勢い。ふっさりと艶々。置き場所をかえたら、ここが気に入った様子。

樹の年輪も、やはりそれぞれに個性的。エンドピンストッパーを作るのに、お正月に出たかまぼこ板を使ってみる。食べ物に使う木なので良質と聞き、トールの素材にもしていた少し柔らかめな樹で、木目がまっすぐ。もしかしたら、樹の種類で音の響きが少し変わるかな…と思い立ち、DIYショップに木切れを選びにいく。ミズナラ、ケヤキ、ブナ、オークetc.  使いやすい位置をさぐりドリルの一番太い刃で穴を彫る。そしてサンドをかけベルトをつけた。木目がきれい…だからヌードのまま。音の伝導、色々試したい。