2013年5月23日木曜日

蚕起きて桑を食うころ
















  


                    

                              


                                                            
















今朝の薔薇たち。東西や南北それぞれの位置で今が旬。 一斉に咲く蔓バラが皆こちらを向き賑やかさに圧倒されそう。 木立性の薔薇は花が開くたび、色の意外をいつも思う。もしかしたらその年によって色味も少しづつ変わるのかも。土や雨量肥料や声掛けなどなど。華やかに咲く花も強いようでデリケートと思う。夕べの水やりは、花々がぼんやり暗がりに浮かび、時間もおぼろな異空間。薔薇に囲まれ大好きな不思議だった。小さく可愛らしい白いクレマチスとアイスバーグ、それと名前を忘れてしまったマムの一種は、玄関先に今とても気に入っている白の三重奏。                                   

2013年5月10日金曜日

みみず出ずるころ
















































今日のバラたち。カットした枝を手に受けとれば、じきフワリとした芳香。それぞれユニークで楽しませてくれる…しばらく会えないな−と思うと切ないけれど。
蔓を一気にのばしたジャスミンは、朝の陽にピンクに染まりより一層のボリューム感。これも移植した苗がほんとうに大きく育ちあらためて感嘆。 

新月の昨夜、ここからも空の星々が案外しっかり写る。一緒におさまったのはピンクの蔓バラ。射手座流星群のほうは先月の道志村にて。やはり…夜の黒さ濃さ加減はこことの比ではないかんじ。星々が果てなく広がる。


2013年5月2日木曜日

八十八夜の頃



































 今日は空が明るい水色で、新緑にとても似合う。若鳥たちが朝からしきりに枝や葡萄棚にやってくる。ジャスミンの強い香り漂う中、鳥はむせてしまわないのかしらんと思ったり、そういえば鳥の嗅覚ってどれほどなのだろう…とあらためて思う。
路地のジャスミンは室内咲きより蕾みが赤く濃く、今が盛り。バラの中では黄色い木立とピンクの蔓バラが一番に咲き出す。チェリーセージやミント、ラベンダーなどハーブ類もあちこちに開花し、球根や宿根草は思いがけないほどボリューム増して姿現し花をつける。この時期だけのサプライズ。植え付けた場所を忘れてしまうのも、わるくないかな…とちょっと思えてしまう。挿し木した鶯神楽が大きくなり、鉢から地面に移植する。数年前のあのか細い一本の枝想いだすと、これもびっくりするような生育。柔らか気な新緑はやはりきれい。