2011年9月13日火曜日

月の夜

















真昼は強い陽光にさらされ目も肌も乾いてしまいそうなアンダルシア地方も、夜になれば大気は少し冷たいくらい、その落差がなんとも心地よい。グラナダの街も夜がふけるほどに活気づき、洞窟状のタブラオで観たフラメンコ舞台は9時半〜。夜ふけの道をゆっくり下って戻る途中、アルハンブラ宮殿のちょうど真上に月が昇り、アルハンブラ物語の夢想にまたクロスオーバーする。この夜はたぶん十三夜くらい…今日の十五夜にそう気がついた。あちらにも中秋の名月という言葉があるのかな…美しい月夜だった。


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