2013年4月3日水曜日

雷声を出すころ
















奈良の家の空気は独特で、いつもちょっとしたタイムスリップ。八百万のかみさまと精霊様々の気配が静かなの中の不思議な賑やかさ。今回も、整理された器数々から、思いがけず朱の漆器をみつける。よく保存がなされ他の漆器物より傷みがなくきれい。遥か向こうから時の波にのって一気にこちらへたどりついた…そんな感じ。 慎重にしながらお吸い物に早速使ってみる。 ペルシャの水差しのようなものは手のひらサイズで、蓋はイチゴのヘタのような河童の頭のような、ちょっとユニーク。何に使われたのでしょう…まだ不明。
こちらへ戻って気がつけば、部屋がまた一層骨董市の様相。遠い記憶がやわらかによみがえる。


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