今朝の薔薇たち。東西や南北それぞれの位置で今が旬。 一斉に咲く蔓バラが皆こちらを向き賑やかさに圧倒されそう。 木立性の薔薇は花が開くたび、色の意外をいつも思う。もしかしたらその年によって色味も少しづつ変わるのかも。土や雨量肥料や声掛けなどなど。華やかに咲く花も強いようでデリケートと思う。夕べの水やりは、花々がぼんやり暗がりに浮かび、時間もおぼろな異空間。薔薇に囲まれ大好きな不思議だった。小さく可愛らしい白いクレマチスとアイスバーグ、それと名前を忘れてしまったマムの一種は、玄関先に今とても気に入っている白の三重奏。
2013年5月23日木曜日
2013年5月10日金曜日
2013年5月2日木曜日
八十八夜の頃
路地のジャスミンは室内咲きより蕾みが赤く濃く、今が盛り。バラの中では黄色い木立とピンクの蔓バラが一番に咲き出す。チェリーセージやミント、ラベンダーなどハーブ類もあちこちに開花し、球根や宿根草は思いがけないほどボリューム増して姿現し花をつける。この時期だけのサプライズ。植え付けた場所を忘れてしまうのも、わるくないかな…とちょっと思えてしまう。挿し木した鶯神楽が大きくなり、鉢から地面に移植する。数年前のあのか細い一本の枝想いだすと、これもびっくりするような生育。柔らか気な新緑はやはりきれい。
2013年4月26日金曜日
霜止み稲出ずころ
今月の新月の日。道志村の夜空は黒々と、その名のとうり白濁としたミルキーウェイが割って流れる。赤いのはオリオン座42星雲、そしてオレンジがかった地上の雲。その距離差1600光年だそう。今からそのくらいの時間さかのばれば、たぶんイースター島ではモアイ像が建てられた頃で、ヨーロッパは中世の入り口…教会音楽の最初のころ。グレゴリオ聖歌から今にいたるまで、音楽も絶え間なくこうして広く流れている。星の時間のように音も果てしなく自由…たくさんのことおしえていただいた。先週の弦楽アンサンブルも反省しきり…でもなによりご一緒できて嬉しかった。Faureの曲も大切にして伝えられるよう、そして音を楽しみたい。
2013年4月14日日曜日
2013年4月3日水曜日
雷声を出すころ
奈良の家の空気は独特で、いつもちょっとしたタイムスリップ。八百万のかみさまと精霊様々の気配が静かなの中の不思議な賑やかさ。今回も、整理された器数々から、思いがけず朱の漆器をみつける。よく保存がなされ他の漆器物より傷みがなくきれい。遥か向こうから時の波にのって一気にこちらへたどりついた…そんな感じ。 慎重にしながらお吸い物に早速使ってみる。 ペルシャの水差しのようなものは手のひらサイズで、蓋はイチゴのヘタのような河童の頭のような、ちょっとユニーク。何に使われたのでしょう…まだ不明。
こちらへ戻って気がつけば、部屋がまた一層骨董市の様相。遠い記憶がやわらかによみがえる。
2013年3月17日日曜日
2013年3月6日水曜日
啓蟄のころ
こよみのとうり空気も春のうららかで、羽織るコートも軽くなる。記憶も春のおぼろ気のようで、昨日は京橋と八重洲の方角取違えしばらくうろうろ。画面の地図でも東西を迷い、道行く人を呼び止め訪ねれば、誰もがとても親切丁寧…これもきっと緩やかな陽の下だから…とふと思う。見慣れた繭山龍泉堂の古い趣を目にして、ほ。とする。各階それぞれの「石の時」に囲まれ、時のもつ不思議な柔らかさに包まれる。じきその時の中に身をまかせるような感覚。 そして、そこから少し歩いた国際フォーラムビルの相田みつを美術館では「時のイコン」。写真の中の時は静であり、そして動であり不思議。 時間へのまなざしを、あらためて覚える思いがした。
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