2012年9月23日日曜日

シシィ伝説



























































王宮ホーフブルク内には、ハプスブルク家最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの妻、エリザベートのシシィ・ミュージアムも。その生涯はシシィの愛称をもって今に語りつがれる。写真からも大変美しい王妃ということがわかり、その美しさを保つための努力が当時はたぶん彼女の行動同様に斬新で異端で…実像虚像ないまぜになるのは歴史上の人物の常であるけれど、シシィも同様でとてもミステリアス。短い波乱の生涯を送った女性だった。街中でロングヘアの美しい女性を見かけると、あ…シシィの様なひと…とついつい眺めてしまった。

ベルヴェデーレ宮殿は夏の離宮で、その上宮は19〜20世紀の絵画館。クリムトの絵がたくさん展示され、あのkissも。日本の書物を好み読んだというクリムトの金には、ヨーロッパの金細工と日本の工芸の反応を想像させられ、不思議な近親感。ほかにもエゴン・シーレやオスカー・ココシュカなど世紀末画家の絵が色々。ダークな色合いがとても美しい絵もあり、陰鬱なイメージとはまた別のものがあった。 美術史博物館では、ブリューゲルの絵、それにベラスケスなど、これもなじみある絵を間近でゆっくりみることができ興味深かった。





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